コミュニケーションのツボとコツ
〜信じるな! 疑うな! 確かめろ!〜 |
自分の知らないことや情報に対して初めから疑ってかかる人、逆に無闇に信じる人は成功できません。
疑ってばかりでは、行動するチャンスを失い、鵜呑みにするようでは自主性がなく、何かことが起こっても人のせいにしてしまうからです。
成功する人は、疑うでもなく信じるでもなく、受け取り、確かめる。
つまり、すべて自己責任において行動しているのです。
確かめなかったばかりに逃したチャンスは、後から気付いてももう手遅れ。
確かめずに信じて、人や周囲のせいにしても、あなた自身の成長にはなんのプラスにもならないのです。
最初から決めつけてしまう前に、まず確かめる。それを忘れないで下さい。就職活動も正に同じことです。
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繰り返し反復のみが
「わかる」を「できる」に
変える力を持っている。 |
読んで「わかる」のと、実際に現場で話すことが「できる」のとでは大違いです。いきなり上手くはできないかもしれませんが、あきらめずに何度でもチャレンジしてみる。それが「繰り返し反復」なのです。 |
のるかそるか。
腹を切れとは言わない。
せめて腹を決めるのだ。 |
決断には勇気が、努力には熱量が要ります。そろそろ自分でビシッと決めてみてもいいのではないのでしょうか。
のるかそるかは、「伸る」か「反る」かと書きます。的を射る為の矢は、少しでも反っていたら、使い物にならないため捨てられていたそうです。長く、真っ直ぐに伸びた矢だけが、的に向かっていけるのです。
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自分という船で、
夢という島を目指す。
その原動力は「自分力」である。 |
混沌とした今の時代は「自分力」が求められます。「自分力」とは、何を知っているかではなく、何をやってきたかと言い換えてもいいでしょう。知識ではなく経験が、肩書きではなく実力が、命令ではなくコミュニケーション能力が威力を発揮する時代なのです。 |
傷つくことは磨くこと。
輝きたければ、
傷つくことを
けっして恐れてはいけない。 |
爪でもダイヤモンドでも、「磨く」という行為は「傷つける」ことから始まるのです。逆を言えば、傷つくことを恐れている人は「磨かれることを拒んでいる」とも言えます。傷つくことで痛みを知り、逃げずに正面から受け止めることで、成長することができるのです。 |
「自信」でなくていい。
「勇気」を持って場数を踏め。
真理は机上ではなく、
現場で見つけるものなのだ。
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勇気は機関車、自信は客車です。勇気を持って取り組めば、自信は後からついてきます。若い人に「自信を持て!」と言う光景をよく見かけますが、自信なんて最初は要りません。勇気があればいいのです。勇気を持ってチャレンジし、失敗も成功もたくさん経験すれば、段々と自信はついてきます。 |
『もし、坂本竜馬が営業マンだったら』(ダイヤモンド社)、
『あなただからと言われる営業マンになりなさい』(学研)より抜粋
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